ミスティック・リバー
- 2009/09/08
- 04:58
もうひとつの「スタンド・バイ・ミー」を見るために、あなたは大人になった。

お気に入り度 ★★★★+ 4.5/5
【鑑賞】 DVD
【原題】 MYSTIC RIVER
【初公開年月】 2004/1/10
【製作国】 アメリカ
【配給】 ワーナー
【上映時間】 2時間18分
【ジャンル】 ヒューマン
【監督】 クリント・イーストウッド
【出演】 ショーン・ペン、ティム・ロビンス、ケビン・ベーコン、ローレンス・フィッシュバーン、マーシャ・ゲイ・ハーデン、エミー・ロッサム ローラ・リニー
【映倫】 PG-12
【ストーリー】
ジミー、デイブ、ショーンの3人の少年たちが路上で遊んでいると、警官を装った誘拐犯が現れデイブだけを連れ去り、監禁し陵辱する。それから25年後、ジミーの愛娘が殺害され、刑事となっショーンが捜査にあたり・・・。
【レビュー】
まず、この作品は、普通に観たら、後味の悪さは半端じゃない!!
初めて観た時は、後味悪いしラスト切なすぎ・・・と思ったけど、何故かキライじゃないし、むしろ好き☆重いけど実に味のある映画と思った♪♪
クリント・イーストウッド特有のダークな空気感も相変わらず私好みです☆
きっと、もっと歳を重ねて観たら子供を持つ親の気持ちも分かると思うし、より良いと思えるはずと確信してたんですが、友達はこの作品のことを全拒否してました(;´Д`A ``` 笑・・・
なんと言うか、単なるミステリーでも娯楽作品でもなく、人間の心の闇の部分を描いている、すごく深くて重い映画っていう事を理解した上で観たら損はしないと思う☆

俳優に関して言うと、アカデミー賞をとりまくっただけに安心して観れます!!
特に、ショーン・ペンがものすごくカッコ良く見える☆
私は、「I am Sam」を観た直後に、この作品観たのでショーン・ペンの演技の幅の広さに感心!!
アカデミー賞受賞も納得の演技でしたぁ☆

あとは、ケビン・ベーコンも演技の幅が広いなぁと思った☆
そして、この作品で声フェチな私の探知機がピッピッと鳴りましたぁ♪♪
今まで観た彼の作品では、気にもならなかったんですが、今回は、声がヤバイ!!と思った☆
素晴らしくステキな声・・・・ツボです☆
マトリックスのモーフィス役で有名なローレンス・フィッシュバーンの細かく、しつこく質問するかんじは、嫌われる刑事ってかんじでかなり良かった!!

ティム・ロビンスは、またその感じ??可哀想・・・・みたいな役柄で、「ショーシャンクの空に」をすごく思い出したwww
あと、ブレンダン役の子がすごく好演していたと思う☆
そして、私が1番印象に残ったのは、奥さんたち!!
ティム・ロビンスの奥さんの、あの切なすぎる表情・・・・

可哀想で仕方がない・・・・もぉ~その表情やめて~!!と思った(ノД`)・゜・。
なので、そこに追い討ちをかけるように、ニヤリと笑うショーン・ペンの奥さんには、非常に怖さを感じました。。。。
でも、「何があろうと、あなたへの愛は絶対よ。」的な、女のカッコよさは満開!!
これがいかにもなラブストーリーならベタになるけど、この重い映画の中で見ると女気があってすごくかっこよく映った!!

まぁ良く考えたら、あの奥さんのセリフは、愛の名の下に戦争(殺人)を行ってる、アメリカ社会に対しての風刺ともとれて、これまた面白い!!
この奥さんの言ってる事(アメリカが今、行ってる事)に、あなたはどぉ感じますか??って問いかけてるように私には思えた!!
監督を含め主演の3人がアンチイラク戦争で有名なのを知ったうえで観ていたので、より楽しめたのかも☆
ラストのパレードシーンも、映画が描かなかった先の、更なる悲劇を予感させてる感じが素晴らしかったし、物語の結末がどうなるのか・・・・それはラストのショーン(ケビン・ベーコン)の動作をどう捉えるかによって、観客に委ねられていると思った☆

私は、絶対に良い方向には行かないと思うし、事件も解決されないまま、秘密は新たな秘密を生み、また違う秘密を秘密で覆い隠してゆく・・・・そんな感じで、一生続く気がした・・・・
ホント、いろいろ考えれば考えるほど救いようのない作品かも・・・・
まさに、現代社会!?と言うか、純粋に冷静かつ信じる心が大切と思った!!
あとは、負の連鎖に恐怖を感じましたぁ・・・・
映画の質としては、スゴイ高いと思うけど、暗すぎるのでお気に入り度はやっぱ4,5くらいかな☆
気になった方は、是非☆
【予告動画】
【作品詳細】
【鑑賞】 DVD
【原題】 MYSTIC RIVER
【初公開年月】 2004/1/10
【製作国】 アメリカ
【配給】 ワーナー
【上映時間】 2時間18分
【ジャンル】 ヒューマン
【監督】 クリント・イーストウッド
【出演】 ショーン・ペン、ティム・ロビンス、ケビン・ベーコン、ローレンス・フィッシュバーン、マーシャ・ゲイ・ハーデン、エミー・ロッサム ローラ・リニー
【映倫】 PG-12
【ストーリー】
ジミー、デイブ、ショーンの3人の少年たちが路上で遊んでいると、警官を装った誘拐犯が現れデイブだけを連れ去り、監禁し陵辱する。それから25年後、ジミーの愛娘が殺害され、刑事となっショーンが捜査にあたり・・・。
【レビュー】
まず、この作品は、普通に観たら、後味の悪さは半端じゃない!!
初めて観た時は、後味悪いしラスト切なすぎ・・・と思ったけど、何故かキライじゃないし、むしろ好き☆重いけど実に味のある映画と思った♪♪
クリント・イーストウッド特有のダークな空気感も相変わらず私好みです☆
きっと、もっと歳を重ねて観たら子供を持つ親の気持ちも分かると思うし、より良いと思えるはずと確信してたんですが、友達はこの作品のことを全拒否してました(;´Д`A ``` 笑・・・
なんと言うか、単なるミステリーでも娯楽作品でもなく、人間の心の闇の部分を描いている、すごく深くて重い映画っていう事を理解した上で観たら損はしないと思う☆

俳優に関して言うと、アカデミー賞をとりまくっただけに安心して観れます!!
特に、ショーン・ペンがものすごくカッコ良く見える☆
私は、「I am Sam」を観た直後に、この作品観たのでショーン・ペンの演技の幅の広さに感心!!
アカデミー賞受賞も納得の演技でしたぁ☆

あとは、ケビン・ベーコンも演技の幅が広いなぁと思った☆
そして、この作品で声フェチな私の探知機がピッピッと鳴りましたぁ♪♪
今まで観た彼の作品では、気にもならなかったんですが、今回は、声がヤバイ!!と思った☆
素晴らしくステキな声・・・・ツボです☆
マトリックスのモーフィス役で有名なローレンス・フィッシュバーンの細かく、しつこく質問するかんじは、嫌われる刑事ってかんじでかなり良かった!!

ティム・ロビンスは、またその感じ??可哀想・・・・みたいな役柄で、「ショーシャンクの空に」をすごく思い出したwww
あと、ブレンダン役の子がすごく好演していたと思う☆
そして、私が1番印象に残ったのは、奥さんたち!!
ティム・ロビンスの奥さんの、あの切なすぎる表情・・・・

可哀想で仕方がない・・・・もぉ~その表情やめて~!!と思った(ノД`)・゜・。
なので、そこに追い討ちをかけるように、ニヤリと笑うショーン・ペンの奥さんには、非常に怖さを感じました。。。。
でも、「何があろうと、あなたへの愛は絶対よ。」的な、女のカッコよさは満開!!
これがいかにもなラブストーリーならベタになるけど、この重い映画の中で見ると女気があってすごくかっこよく映った!!

まぁ良く考えたら、あの奥さんのセリフは、愛の名の下に戦争(殺人)を行ってる、アメリカ社会に対しての風刺ともとれて、これまた面白い!!
この奥さんの言ってる事(アメリカが今、行ってる事)に、あなたはどぉ感じますか??って問いかけてるように私には思えた!!
監督を含め主演の3人がアンチイラク戦争で有名なのを知ったうえで観ていたので、より楽しめたのかも☆
ラストのパレードシーンも、映画が描かなかった先の、更なる悲劇を予感させてる感じが素晴らしかったし、物語の結末がどうなるのか・・・・それはラストのショーン(ケビン・ベーコン)の動作をどう捉えるかによって、観客に委ねられていると思った☆

私は、絶対に良い方向には行かないと思うし、事件も解決されないまま、秘密は新たな秘密を生み、また違う秘密を秘密で覆い隠してゆく・・・・そんな感じで、一生続く気がした・・・・
ホント、いろいろ考えれば考えるほど救いようのない作品かも・・・・
まさに、現代社会!?と言うか、純粋に冷静かつ信じる心が大切と思った!!
あとは、負の連鎖に恐怖を感じましたぁ・・・・
映画の質としては、スゴイ高いと思うけど、暗すぎるのでお気に入り度はやっぱ4,5くらいかな☆
気になった方は、是非☆
【予告動画】
【作品詳細】