ラスベガスをやっつけろ

2009/06/23
19:00

ドラッグまみれのジャーナリストの破天荒な取材ぶりを描いたブラック・コメディ!!

お気に入り度 ★★★＋ 3.5/5
【鑑賞】 DVD
【原題】 FEAR AND LOATHING IN LAS VEGAS
【初公開年月】 1999/10/
【製作国】アメリカ
【配給】東北新社
【上映時間】 1時間58分
【ジャンル】コメディ＆ラブコメ
【監督】テリー・ギリアム
【出演】ジョニー・デップ、ベニチオ・デル・トロ、キャメロン・ディアス、クリスティーナ・リッチ、トビー・マグワイア

【ストーリー】
1971年、ジャーナリストのデュークと弁護士ゴンゾーはラスベガスへ向かっていた。目的はベガスで行われるレースの取材。だが車にあらゆるドラッグを詰め込んだ2人の旅は最初から波乱気味。取材費で滞在する一流ホテルのスイートでドラッグ三昧、ハイになって部屋を破壊し、ヘロヘロ状態で街を徘徊する。一体彼らの真の目的は？いや、そもそも彼らに目的なんてあるのか・・・？

【レビュー】
この作品は、ジョニーとデル・トロの怪演これに、尽きる!!!!!
あと、主観的に描写しているのが特徴♪♪
ドラッグでラリってる主人公２人の「見えているもの」を中心に物語が進むので、人間が爬虫類みたいになったり、ぶっ飛んだ映像が満載ﾃﾞｽ！！
内容は・・・・・、意味が分からなかった覚えがあるｗｗｗ

なんか、この作品を観た時は、７０年代のアメリカがどんな感じだったのかも、ヒッピーの事自体もあまり知らなかったので、主人公が何をしたいのかも、ストーリーの展開とかも、サッパリ！！
舞台になってる、７１年のアメリカは、泥沼化するベトナム戦争、退廃したフラワームーブメント、チャールズ・マンソン事件･･･などなど、混迷の時代を迎えていたらしくて、私も、こういう実態を知った上で観てたら、もっと楽しめたかも・・・・
まず、冒頭のシーンからジャーナリストと弁護士には見えないけど、その主人公のジョニーとデル・トロのイカレ具合が最高に良い！！
おまけに、今では主演クラスの俳優達がﾋﾞｯｸﾘするくらいちょい役で笑ってしまうｗｗｗ
キャメロン・ディアスとか、本当に一瞬ｗｗｗ

クリスティーナ・リッチは、超～童顔なので、あの役がピッタリと思った☆
そして、スパイダーマンこと、トビー・マグワイアｽｺﾞｸ魅力的な風貌で登場します！！
本作のジョニーに負けず劣らずの髪型やった気が・・・ｗｗｗ
てか、ジョニーの髪型めっちゃｶﾜｲｲ！！

つるんつるんにハゲてて・・・ｗｗｗ面白かったぁ♪♪
まぁ、ジョニー本人は、凹んでたらしいけど・・・
でも、ｶｯｺｲｲの～☆
「パイレーツ・オブ・カリビアン」のジャック船長の歩き方は、間違いなくここからきてる気がする♪♪
私は、冒頭の車に乗りながらコウモリを追い払う動きで、このキャラにはまった☆

兎に角、主演の２人は超～お茶目♪♪
お気に入りのシーンは、遊園地みたいなところでナカナカ、メリゴーランドから降りようとしない、デル・トロのシーン！！
お風呂のシーンとかカーペットの模様に反応してしまうシーン、必要以上に普通の人間を装っているかんじとかも面白かったなぁ♪♪
なんか、おバカ映画として観たら楽しめる気がする☆
なにより、ジョニー・デップとべニチオ・デル・トロの捨て身の怪演は見なきゃ損！！

【予告動画】