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宮廷画家ゴヤは見た

それは、立ち入り禁止の、愛。
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お気に入り度 ★★★★ 4/5
【鑑賞】 -
【原題】 GOYA'S GHOSTS
【初公開年月】 2008/10/4
【製作国】 アメリカ/スペイン
【配給】 ゴー・シネマ
【上映時間】 1時間54分
【ジャンル】 ドラマ/歴史劇
【監督】 ミロス・フォアマン
【出演】 ハビエル・バルデム ステラン・スカルスガルド ナタリー・ポートマン ランディ・クエイド

【ストーリー】 
18世紀末スペイン、ゴヤは国王カルロス4世の宮廷画家に任命される一方、権力や社会を批判する絵画も描いていた。ある日、彼のミューズであるイネスが、ロレンソ神父が指揮する異端審問所にとらわれてしまう。そして彼女を救おうとしたゴヤが見たものとは・・・。

【レビュー】 
これは、私の好きな歴史モノって言うのと出演者に惹かれて鑑賞♪♪

物語は宮廷画家であるゴヤの目を通して、18世紀末から19世紀初頭のスペインを舞台に、異端審問に問われた少女イネスと、したたかな神父ロレンソの姿を描いてて、この3人の役者がみんな素晴らしかった!!
まず、ゴヤ役のステラン・スカルスガルドは、「キング・アーサー」でお気に入りになっていたので注目してたんですが、イネスとロレンソの運命を見届ける証人の立場にとどまっていながら、印象に残る控えめな演技が素晴らしかった♪♪

私的には、イネスが異端審問に問われている時に助けて上げて欲しかったけど、助けられなかった事で、終盤の奥深さが一層増してよかった
それに、あそこで助けてたら物語り自体が進まないし、あれはしょうがない・・・
そして、私がビックリしたのは、みすぼらしく変貌した姿とフルヌードを披露したナタリー・ポートマン!!

彼女は本当に頑張ったなぁと感心!!
審問所のドアを毅然と叩いた美しい少女が、拷問と15年の投獄でどう変わるのか・・・!?
ここは本当に必見デス!!
ナタリー・ポートマンは本当に、私が想像してた以上にできる女優さんな気がするなぁ♪♪
今後の作品にも注目!!

そして、「ノーカントリー」の非情な役どころでアカデミー賞、助演男優賞に輝いたハビエル・バルデムは、今回も彼らしい味が出てて素晴らしい♪♪
混迷の時代をしたたかに乗り切ろうとしたロレンソ神父の変わり身の早さは、ホントに見ていて腹正しい!!
けど、その反面、権力と欲望に流されてしまう人はいつの時代にもいるんだなぁ~と思った。。。
お気に入りのシーンは、不当な理由で異端審問所に捕らえられた娘を取り返す為に、イネスの父親たちのした行動!!
父親の言った言葉に「まさに、その通り!!」と思って、している事は痛々しかったけど、爽快でしたぁ!!

あとは、ラストでのもう1人のナタリー・ポートマンの微笑が印象的!!
この作品は、拷問や処刑のシーンなど、全体として重苦しい展開で進んでいくけど、その中に歴史モノらしい美術など見所も満載で、演出も良かったし、何より出演者の演技が抜群に良かったので私は楽しめた♪♪
それに、後味の良い映画とはいえないけど、「人間」と言うものを描ききったなぁと感心♪♪

【予告動画】



【作品詳細】
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