アメリカが目を背けた衝撃作!!「告発のとき」
カテゴリ : 戦争・紛争から学ぶこと!!
お気に入り度 ★★★★+ 4.5/5
【鑑賞】 劇場
【原題】 IN THE VALLEY OF ELAH
【初公開年月】 2008/6/28
【製作国】 アメリカ
【配給】 ムービーアイ
【上映時間】 2時間1分
【ジャンル】 ドラマ/ミステリー/実話
【監督】 ポール・ハギス
【出演】 トミー・リー・ジョーンズ、シャーリーズ・セロン、スーザン・サランドン、ジェームズ・フランコ、フランシス・フィッシャー
【映倫】 PG-12
【ストーリー】
マイクの父親の退役軍人ハンクは、地元警察の女性捜査官とともに息子の捜索を始めるが、真実を追い求めるにつれて、父親の知らない息子の素顔が明らかになっていく・・・。
【レビュー】
この映画は、ずっと前から観たくて、やっと時間が出来たから観に行けた!!
なんか、一生しゃべってた迷惑満開なウザイカップルがいて、スゴイ気が散ったけど、それでも奥深く感じたしスゴイ良かった☆
実話ベースのお話なだけあって、大スキな映画を通してこう言う事が現実に起こってるって事を知れて良かった♪♪

戦場に行った者、送り出す者、待つ者、無関心で居た者、誰もが何処かに負い目を持ってるって言うのがひしひしと伝わってきたし、アメリカが現在陥ってる最悪な状況を目の辺りにした気もした。
勝手に戦争を始めたのは彼らやけど、イラクでの戦闘によるPTSD(心的外傷ストレス障害)を抱え、帰国後も心に闇をもつ人が増えてるって言う現状を、ポール監督はサスペンス部分を押し出しながら訴えかけるように描いてた。だから、ホントにいろんな部分からアメリカの苦悩とか迷いが伝わってきた・・・・

「しっかりとした基礎の部分が無いまま戦争をしてしまっているから、みんな不透明な愛国心を持ってしまっていた。どう表現していいのか分からないけど、多くの人はサダム・フセインが沢山の武器を持って大規模な破壊をしようとしていたとか、アルカイダが僕たちのオフィスを破壊しようとしていたと思っていたから戦争をしないといけないと確信していたんだ。僕たちはそう信じて良かったし、そう信じるようになっていたんだよ。そんなくすんだ考え方の結果がこの映画なんだ」ってトミー・リーがインタビューで言ってたけど、ホントその通りな気がする 。
戦争に疑問を持ちながらも、その疑問に答えられない・・・・
そんな人がアメリカにはイッパイいるのかなぁ・・・・??と思った。
でも、トミー・リーとスーザン・サランドンの電話シーンとか、前半と後半のあの違いとか、この監督は自分も混乱してる風で、実は完全に分かってる。って気がした!!
じゃないと、あんな演出は出来ないと思う!!
監督も良い仕事をしたなぁと思ったし、出演者もスゴイ良かった♪♪

トミー・リー・ジョーンズの追跡者ぶりは言うまでもなく、わずかな登場シーンながらスーザン・サランドンの涙もスゴイ印象に残る☆
女性刑事役を演じたシャーリーズ・セロンの抑えた演技も良かったし、その中に彼女の美しさも滲み出てて、作品の奥行きをより深くしてくれた気がした!!
自分の無力感に涙するシーンとか切なかったなぁ・・・それに、映画に出てくる死体が凄くリアルで痛々しかった・・・虚しさ倍増・・・きっと監督は狙ってるんやろぉけど・・・

お気に入り度を満点にしなかったのは、ウザイカップルの雑音のせいとサスペンス色を押し出したが為に、本当のハンクの悲しさや狂気の戦場を見てしまった兵士達の悲しさが、少しぼやけてしまってるようにも見えたから・・・・
でも、ホント、この映画は深みを持ってると思ったし、お気に入りの俳優さんもイッパイ出てるし、もう1回観たい!!
【予告動画】
【作品詳細】


【鑑賞】 劇場
【原題】 IN THE VALLEY OF ELAH
【初公開年月】 2008/6/28
【製作国】 アメリカ
【配給】 ムービーアイ
【上映時間】 2時間1分
【ジャンル】 ドラマ/ミステリー/実話
【監督】 ポール・ハギス
【出演】 トミー・リー・ジョーンズ、シャーリーズ・セロン、スーザン・サランドン、ジェームズ・フランコ、フランシス・フィッシャー
【映倫】 PG-12
【ストーリー】
マイクの父親の退役軍人ハンクは、地元警察の女性捜査官とともに息子の捜索を始めるが、真実を追い求めるにつれて、父親の知らない息子の素顔が明らかになっていく・・・。
【レビュー】
この映画は、ずっと前から観たくて、やっと時間が出来たから観に行けた!!
なんか、一生しゃべってた迷惑満開なウザイカップルがいて、スゴイ気が散ったけど、それでも奥深く感じたしスゴイ良かった☆
実話ベースのお話なだけあって、大スキな映画を通してこう言う事が現実に起こってるって事を知れて良かった♪♪

戦場に行った者、送り出す者、待つ者、無関心で居た者、誰もが何処かに負い目を持ってるって言うのがひしひしと伝わってきたし、アメリカが現在陥ってる最悪な状況を目の辺りにした気もした。
勝手に戦争を始めたのは彼らやけど、イラクでの戦闘によるPTSD(心的外傷ストレス障害)を抱え、帰国後も心に闇をもつ人が増えてるって言う現状を、ポール監督はサスペンス部分を押し出しながら訴えかけるように描いてた。だから、ホントにいろんな部分からアメリカの苦悩とか迷いが伝わってきた・・・・

「しっかりとした基礎の部分が無いまま戦争をしてしまっているから、みんな不透明な愛国心を持ってしまっていた。どう表現していいのか分からないけど、多くの人はサダム・フセインが沢山の武器を持って大規模な破壊をしようとしていたとか、アルカイダが僕たちのオフィスを破壊しようとしていたと思っていたから戦争をしないといけないと確信していたんだ。僕たちはそう信じて良かったし、そう信じるようになっていたんだよ。そんなくすんだ考え方の結果がこの映画なんだ」ってトミー・リーがインタビューで言ってたけど、ホントその通りな気がする 。
戦争に疑問を持ちながらも、その疑問に答えられない・・・・
そんな人がアメリカにはイッパイいるのかなぁ・・・・??と思った。
でも、トミー・リーとスーザン・サランドンの電話シーンとか、前半と後半のあの違いとか、この監督は自分も混乱してる風で、実は完全に分かってる。って気がした!!
じゃないと、あんな演出は出来ないと思う!!
監督も良い仕事をしたなぁと思ったし、出演者もスゴイ良かった♪♪

トミー・リー・ジョーンズの追跡者ぶりは言うまでもなく、わずかな登場シーンながらスーザン・サランドンの涙もスゴイ印象に残る☆
女性刑事役を演じたシャーリーズ・セロンの抑えた演技も良かったし、その中に彼女の美しさも滲み出てて、作品の奥行きをより深くしてくれた気がした!!
自分の無力感に涙するシーンとか切なかったなぁ・・・それに、映画に出てくる死体が凄くリアルで痛々しかった・・・虚しさ倍増・・・きっと監督は狙ってるんやろぉけど・・・

お気に入り度を満点にしなかったのは、ウザイカップルの雑音のせいとサスペンス色を押し出したが為に、本当のハンクの悲しさや狂気の戦場を見てしまった兵士達の悲しさが、少しぼやけてしまってるようにも見えたから・・・・
でも、ホント、この映画は深みを持ってると思ったし、お気に入りの俳優さんもイッパイ出てるし、もう1回観たい!!
【予告動画】
【作品詳細】


最後まで読んでいただき誠にありがとうございます(人´∇`)☆
*:;;;;;:*★*:;;;;;:*★*:;;;;;:*★*:;;;;;:*★*:;;;;;:*★*:;;;;;:*★【DVDを買う!!】
【DVDをレンタルする!!】
ポチッといつも応援ありがとうございます(人´∇`)励みになります☆
【スポンサード リンク】
【人気のジャンル別カテゴリー】
◆公開中の映画 ◆もうすぐ発売&レンタル開始作品
◆ネットレンタル比較
◆お気に入り度 5段階評価一覧
◆映画関連情報
◆今人気の映画ブログ