愛は本に託された「愛を読むひと」
カテゴリ : 様々な恋愛模様★★★
お気に入り度 ★★★★+ 4.5/5
【鑑賞】 劇場
【原題】 THE READER
【初公開年月】 2009/6/19
【製作国】 アメリカ/ドイツ
【配給】 ショウゲート
【上映時間】 2時間4分
【ジャンル】 ドラマ/ロマンス/戦争
【監督】 スティーヴン・ダルドリー
【出演】 ケイト・ウィンスレット レイフ・ファインズ デヴィッド・クロス
【映倫】 PG-12
【ストーリー】
1958年のドイツ、15歳のマイケルは21歳も年上のハンナと恋に落ち、やがて、ハンナはマイケルに本の朗読を頼むようになり、愛を深めていった。ある日、彼女は突然マイケルの前から姿を消し、数年後、法学専攻の大学生になったマイケルは、無期懲役の判決を受けるハンナと法廷で再会する。
【レビュー】
これは、私の好きな「めぐりあう時間たち」の監督作品でもあり、本年度アカデミー賞主演女優賞にも輝いた作品だったので、公開前からずっと気になっていた映画!!
でも、いざ公開してみると、予想外にまわりの評価が低くて、その上絡み合ってるシーンが満載!との事だったのでDVDまで待とうかなぁ・・・・と思ったり。。。
ところが、公開から時間がたつにつれてネットでの評価が上がってきたし、やっぱりDVDまでは待てないと思ったので考えを改めて劇場鑑賞!!
期待値が低くなっていたからなのか、スゴイ深い物語であり良作と言える作品に出会えた印象を持ちました♪♪
冒頭は、ケイト・ウィンスレットが全裸を惜しげもなくさらけ出して、21歳も年下の少年と絡み合うシーンが満載で、ついていけるかしら??と不安にもなったし、ケイト演じるハンナが裸で接近するシーンには、ビックリした!!
えぇ~、21歳も年下の少年にそんな感情抱く!?とか疑問に思ったし、ないわ~。とも思った。
でも、よくよく考えてみれば、21歳の少年があぁいう風に訪ねてくれば、アンナのように「SEXしたいの??ならしてあげる」的な感情になる気持ちも分からなくもないかも・・・と思った
ハンナは冷めてるしきっとすれてるし、初めは驚いたもののそう言うところは徐々に気にならなくなりました!
それに、ハンナはある秘密を持っている事でスゴイ孤独を抱えて生きてきたと思うし、マイケルが若かったからこそ素直になれたし、心を開けたんだと思う・・・・
でも、やっぱりハンナがあそこまで頑なにその秘密を守ろうとしている姿には共感できなかった。。。劇場で観ている時は・・・
罪に服すくらいなら公の場で恥をかくほうが良い!!と思った
でも、余韻に浸りながら考えると、ハンナには「自分が自分であるためのプライド」みたいなモノがあって、マイケルもそれを知っていたからこそあの選択をしたんだと思う。
コンプレックスとかって人からみれば「そんなことで悩んでるの!?」みたいな簡単な事かも知れないけど、それをずっと抱え込んでいる本人にしたら、死ぬほど恥ずかしかったり、辛い事だったりすることがあるし、ハンナにとってその秘密も、同等の事だったのかなぁ??と思ったり~
マイケルのあの選択が、もしもそう言う気持ちを汲み取ってのモノだとしたらより一層この映画に深さを感じるし、マイケルのハンナへの無償の愛が切なすぎる。。。
ぶっちゃけ、鑑賞中は、マイケルが下した選択に疑問がイッパイでなんでぇ・゜・(PД`q。)・゜・ ?????とか思ったけど、今考えるとそれも愛情か・・・って感じで本当に切ない。。。
ハンナの秘密を守ってあげると言う点でも愛を感じるし、犯してしまった罪について、自分で理解し、償って欲しい、という点にも愛を感じる☆まぁ、ハンナもある意味戦争の犠牲者と思うけど・・・・
なんか、私は女やけどマイケルの気持ちに感情移入してしまって、いろいろ思い出して涙が出てきました・・・・・・(ノД`)・゜・。
何故か不明やけど、そう言う事を思わせる空気がこの映画には漂ってた。
でも、きっと、この映画の「情欲から始まった恋は、複雑な思いを交えながらも、いつしか無償の愛になっていく・・・」的な部分に共感してしまったからかな??????
うーん、こう言う経験が少なからずあるからこそ、深く感じたのかも・・・・☆
戦争っていうテーマにしても考えさせられるシーンがあって、ゼミ仲間が「あいつらだけじゃない、親も大人たちもみんな知っていた 収容所もそこら中にあった」的なセリフを言う場面はスゴイ印象に残ってる!!
あとは、予告でも流れてるけど、ケイトが「そうするしかなかったのよ」っていうシーンも印象的!!
というかあのシーンはケイトの演技に圧巻!!
初めの方は、年下の少年が恋に落ちてしまうっていう設定的に、噂にもあったニコール・キッドマン主演の方が綺麗やし良かった気がする・・・・とか思ってたけど、後半になると、この役はケイトじゃないと成り立たないと思うほど、ケイト・ウィンスレットの演技が素晴らしかった!!
それに、相手役の少年もハンナを救いたい気持ちと、ハンナ自身が守りたい事を尊重する思いとの葛藤がスゴイ良かった☆
監督も「めぐりあう時間たち」がそうだったように、時間経過を処理する表現がやっぱりスゴイなぁって感心した☆
レビューを書いてて、2時間4分もある作品だった事に気づいたけど、鑑賞中は本当に引き込まれて時間は全く感じなかったし、そういう引き込む力もこの作品にはあると思う☆
暗くて切ないお話ではあるけど、スゴイ深くて余韻にも浸れて、私にとっては、何年かたったらまた観たいと思えるような良作でした☆気になった方は、是非♪♪

【鑑賞】 劇場
【原題】 THE READER
【初公開年月】 2009/6/19
【製作国】 アメリカ/ドイツ
【配給】 ショウゲート
【上映時間】 2時間4分
【ジャンル】 ドラマ/ロマンス/戦争
【監督】 スティーヴン・ダルドリー
【出演】 ケイト・ウィンスレット レイフ・ファインズ デヴィッド・クロス
【映倫】 PG-12
【ストーリー】
1958年のドイツ、15歳のマイケルは21歳も年上のハンナと恋に落ち、やがて、ハンナはマイケルに本の朗読を頼むようになり、愛を深めていった。ある日、彼女は突然マイケルの前から姿を消し、数年後、法学専攻の大学生になったマイケルは、無期懲役の判決を受けるハンナと法廷で再会する。
【レビュー】
これは、私の好きな「めぐりあう時間たち」の監督作品でもあり、本年度アカデミー賞主演女優賞にも輝いた作品だったので、公開前からずっと気になっていた映画!!
でも、いざ公開してみると、予想外にまわりの評価が低くて、その上絡み合ってるシーンが満載!との事だったのでDVDまで待とうかなぁ・・・・と思ったり。。。
ところが、公開から時間がたつにつれてネットでの評価が上がってきたし、やっぱりDVDまでは待てないと思ったので考えを改めて劇場鑑賞!!
期待値が低くなっていたからなのか、スゴイ深い物語であり良作と言える作品に出会えた印象を持ちました♪♪

冒頭は、ケイト・ウィンスレットが全裸を惜しげもなくさらけ出して、21歳も年下の少年と絡み合うシーンが満載で、ついていけるかしら??と不安にもなったし、ケイト演じるハンナが裸で接近するシーンには、ビックリした!!
えぇ~、21歳も年下の少年にそんな感情抱く!?とか疑問に思ったし、ないわ~。とも思った。
でも、よくよく考えてみれば、21歳の少年があぁいう風に訪ねてくれば、アンナのように「SEXしたいの??ならしてあげる」的な感情になる気持ちも分からなくもないかも・・・と思った
ハンナは冷めてるしきっとすれてるし、初めは驚いたもののそう言うところは徐々に気にならなくなりました!
それに、ハンナはある秘密を持っている事でスゴイ孤独を抱えて生きてきたと思うし、マイケルが若かったからこそ素直になれたし、心を開けたんだと思う・・・・

でも、やっぱりハンナがあそこまで頑なにその秘密を守ろうとしている姿には共感できなかった。。。劇場で観ている時は・・・
罪に服すくらいなら公の場で恥をかくほうが良い!!と思った
でも、余韻に浸りながら考えると、ハンナには「自分が自分であるためのプライド」みたいなモノがあって、マイケルもそれを知っていたからこそあの選択をしたんだと思う。
コンプレックスとかって人からみれば「そんなことで悩んでるの!?」みたいな簡単な事かも知れないけど、それをずっと抱え込んでいる本人にしたら、死ぬほど恥ずかしかったり、辛い事だったりすることがあるし、ハンナにとってその秘密も、同等の事だったのかなぁ??と思ったり~
マイケルのあの選択が、もしもそう言う気持ちを汲み取ってのモノだとしたらより一層この映画に深さを感じるし、マイケルのハンナへの無償の愛が切なすぎる。。。
ぶっちゃけ、鑑賞中は、マイケルが下した選択に疑問がイッパイでなんでぇ・゜・(PД`q。)・゜・ ?????とか思ったけど、今考えるとそれも愛情か・・・って感じで本当に切ない。。。
ハンナの秘密を守ってあげると言う点でも愛を感じるし、犯してしまった罪について、自分で理解し、償って欲しい、という点にも愛を感じる☆まぁ、ハンナもある意味戦争の犠牲者と思うけど・・・・

なんか、私は女やけどマイケルの気持ちに感情移入してしまって、いろいろ思い出して涙が出てきました・・・・・・(ノД`)・゜・。
何故か不明やけど、そう言う事を思わせる空気がこの映画には漂ってた。
でも、きっと、この映画の「情欲から始まった恋は、複雑な思いを交えながらも、いつしか無償の愛になっていく・・・」的な部分に共感してしまったからかな??????
うーん、こう言う経験が少なからずあるからこそ、深く感じたのかも・・・・☆
戦争っていうテーマにしても考えさせられるシーンがあって、ゼミ仲間が「あいつらだけじゃない、親も大人たちもみんな知っていた 収容所もそこら中にあった」的なセリフを言う場面はスゴイ印象に残ってる!!
あとは、予告でも流れてるけど、ケイトが「そうするしかなかったのよ」っていうシーンも印象的!!
というかあのシーンはケイトの演技に圧巻!!
初めの方は、年下の少年が恋に落ちてしまうっていう設定的に、噂にもあったニコール・キッドマン主演の方が綺麗やし良かった気がする・・・・とか思ってたけど、後半になると、この役はケイトじゃないと成り立たないと思うほど、ケイト・ウィンスレットの演技が素晴らしかった!!

それに、相手役の少年もハンナを救いたい気持ちと、ハンナ自身が守りたい事を尊重する思いとの葛藤がスゴイ良かった☆
監督も「めぐりあう時間たち」がそうだったように、時間経過を処理する表現がやっぱりスゴイなぁって感心した☆
レビューを書いてて、2時間4分もある作品だった事に気づいたけど、鑑賞中は本当に引き込まれて時間は全く感じなかったし、そういう引き込む力もこの作品にはあると思う☆
暗くて切ないお話ではあるけど、スゴイ深くて余韻にも浸れて、私にとっては、何年かたったらまた観たいと思えるような良作でした☆気になった方は、是非♪♪



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