Addict allcinema　おすすめ映画レビュー

お気に入り度    ★★★★＋ 4.5/5
【鑑賞】    劇場
【原題】    MY SISTER'S KEEPER
【初公開年月】    2009/10/9
【製作国】    アメリカ
【配給】    ギャガ
【上映時間】    1時間50分
【ジャンル】    ドラマ
【監督】    ニック・カサヴェテス
【出演】    キャメロン・ディアス、アビゲイル・ブレスリン、アレック・ボールドウィン、ジェイソン・パトリック、ソフィア・バジリーバ、ジョーン・キューザック、トーマス・デッカー

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【ストーリー】   
白血病の姉に臓器を提供するドナーとして、遺伝子操作によって生まれた11歳のアナ。彼女はこれまで何度も姉の治療のために犠牲を強いられてきたが、母サラは愛する家族のためなら当然と信じてきた。そんなある日、アナは姉への腎臓提供を拒否し、両親を相手に訴訟を起こす。

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【レビュー】
この映画は、あまりに切なく悲しくて、ひたすら泣けました！！
１番初めの予告編から受ける印象だと、全然泣ける映画って感じがしなかったので、まさかこんなに泣くなんて！！
私は、映画を観る時、予告編から得る情報のみで鑑賞に挑むので、この映画も号泣する作品だとは思っていなかったし、もし、劇場に入る前に、この映画特性のミニティッシュを貰ってなかったら、やばかったです！！
それくらい、涙が止まらなくて、号泣！！

「きみに読む物語」も思いがけず泣かされる映画だったけど、本作も同様で、途中までは平気だったのに、病院で知り合った、同じ白血病患者のテイラーが出てきたあたりから涙が止まらなくて。。。
テイラーとの最初で最後の恋は、切なくて、でも、羨ましくなるくらい素敵で、凄く良かったです☆
ケイトがテイラーと出会って本当に良かったぁと思って涙が出てきたし、ケイトを愛してくれてありがとうって言う思いでテイラーを観ていました☆

このテイラーを演じた子もケイトを演じた子も、どちらも凄く良かったし、「リトル・ミス・サンシャイン」や「幸せのレシピ」のアビゲイルちゃんも、相変わらずうまかった☆
そして、キャストでお気に入りになったのは、パパ役のジェイソン・パトリック！！
このパパの性格が好き☆それに、考え方的には、母親のキャメロン・ディアスよりもパパに共感してしまいました☆

キャメロン・ディアスの母親の気持ちも分かるんですけどねぇ！！！！
実際、自分の身内に「死」が訪れたら、この母親のように受け入れられない気がするし！！
というか、受け入れられないです・゜・(PД`q｡)・゜・
なんか、この映画は、そういった、私たちの誰しもにいつかは必ず降りかかってくるであろう、家族の死を家族が受け入れる・・・という裂けて通れない道を突き付けてくるので、涙が止まらなかったのかも。。。。

長女を救うために次女を創ると言う事は、家族愛でもあり親のエゴでもある、でも、ドナーとして生まれてきた次女は、姉が病気でなければ生まれてこなかった存在でもあるし、ホント、いろいろ考えさせられましたぁ！！

母親としての気持ち、父親としての気持ち、妹、弟の想い、そして　もう自分はわずかな命だと分かっているケイトの気持ち、、、、家族のそれぞれの立場からの想いがストレートに伝わってきて、泣こうとしているわけじゃないのに、涙が溢れてくるそんな良作でしたぁ☆
家族とか恋人とか、大切な人と一緒に観て欲しいです☆

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【予告動画】

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【作品詳細】