Addict allcinema　おすすめ映画レビュー

お気に入り度    ★★★★ 4/5
【鑑賞】    ―
【初公開年月】    2009/8/1
【製作国】    日本
【配給】    ワーナー
【上映時間】    1時間54分
【ジャンル】    ＳＦ／アドベンチャー／青春
【監督】    細田守
【出演】    神木隆之介　仲里依紗　富司純子

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【ストーリー】   
天才的な数学力を持ちながらも内気な性格の小磯健二は、あこがれの先輩・夏希に頼まれ、長野にある彼女の田舎へ。そこで二人を待っていたのは、大勢の夏希の親せきたちだった。しかも、健二は夏希から「婚約者のふりをして」と頼まれ、親せきの面々に圧倒されながらも大役を務めることに・・・。

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【レビュー】   
１年前に観たけどアップしてなかったので、今更ながらレビューアップ★
前作「時をかける少女」が私の中で大ヒットだったので、この作品もすっごい期待して見たんですが、時かけのような中毒性はないかな・・・
時かけは、また観たい！と思うけど、この作品は、機会があれば観ようかな・・・くらいなかんじでした★

観ながら、ムリがありすぎ・・・って言う気もしたし、主人公の健二もまさに草食系男子って感じで、好きなキャラクターもあまりいなかったです。。。
それに、ラストの健二と夏希の甘酸っぱい描写が微妙・・・あそこはベタすぎると言うかいるのかなぁ????
闘いのメインだった花札のルールもよくわからなくて、残念でした( ﾉД`)

まぁ、それでも、後半の絶体絶命のピンチに１億以上ものアバターたちが夏希に協力してくれるところなどは、例え仮想空間内だとしても人との繋がりの大切さを強く感じさせてくれたし、家族愛に弱い私は、「わたしたちの大事な家族を守って」っていうくだりで、感動して泣きそうになりました!!

それに、大黒柱の栄おばあちゃんの存在感が抜群に良かったです!!
凛としていて、肝っ玉が座っていて、強い度胸に暖かい優しさもあって、ｽｯｺﾞｲ魅力的なおばあちゃんでした♪♪
演じた富司純子さんは声優でも素晴らしかったです★
「家族というものは、ひとりでいては駄目　おなかを空かせていては駄目」って言うセリフもジ～ンと心に響きました!!

しっくり来ないところもあったけど、大家族を中心に据えて、人と人との「繋がり」を直球で描いているあたりがすごい良かったし、まさに夏映画ってかんじで夏にオススメの映画であり、家族の大切さを再確認させてくれる映画と思いました★