お気に入り度    ★★★＋ 3.5/5
【鑑賞】    劇場
【初公開年月】    2010/6/12
【製作国】    日本
【配給】    ワーナー＝オフィス北野
【上映時間】    1時間49分
【ジャンル】    犯罪／ドラマ／アクション
【監督】    北野武
【出演】    ビートたけし、椎名桔平、加瀬亮、三浦友和、國村隼、杉本哲太、塚本高史、中野英雄、石橋蓮司、小日向文世、北村総一朗
【映倫】    R15+

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【ストーリー】   
関東一円を取り仕切る巨大暴力団組織・山王会組長の関内が若頭の加藤に、直参である池元組の組長・池元のことで苦言を呈す。そして、加藤から直系ではない村瀬組を締め付けるよう命令された池元は、配下である大友組の組長・大友にその厄介な仕事を任せる。こうして、ヤクザ界の生き残りを賭けた壮絶な権力闘争が幕を開けた。

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【レビュー】   
北野武監督の最新作!!
渋いおじさまが勢ぞろいって事で、公開して直ぐおじ様好きの友達と観に行きましたぁ♪

タイトルの意味は「極悪非道」!!
ということで、悪人しか出てこない映画!!
その事は知っていたけど、「BROTHER」が好きだった私は、「BROTHER」みたいな感じで哀愁が漂っていたりすると思っていました。
が・・・、アウトレイジにはただただ暴力があるのみ。。。
ヤクザ同士の抗争が物語の軸なので、殺し合いばっかりなんですが、殺し方が残酷・・・
何度も目を覆ってしまいました・・・
でも、人の死をあっさり、軽ーく描いていて、そこがリアルヤクザってかんじで恐かったです。。。
そして、縦社会と言う中での中間管理職の苦労や、最下層の呆気なさなんかが、すっごく空しくて、やりきれない感じでした・・・

だけど、監督はちょいちょい笑いも入れてくるので、物語に入り込めない・・・
分かりやすい笑いなら言いけど、キョトンとしてしまうような、これ笑うとこ??みたいなシーンが多すぎて・・・
最終、帰り道で友達と突っ込んで大爆笑!!みたいな★
「あの、シーンのあれどぉーなん??爆笑」
「國村隼さんの舌だすときの表情観たぁ??爆笑」
「あのマスクマンみたいなやつ何??爆笑」
「最後、しれーっとあの人のジャージ着てたの観た??マジ噴出しそうやったし～!!」
的な感じで、ツッコミどころ満載でした!!
突っ込んでみて初めて笑えると言うか、普通の笑いではなかったです!!
帰り道は大爆笑やったけど、面白かったのかは今でも理解不能ｗｗｗ

キャストに関してはまぁ良かったかな★
でも、渋いイメージの國村隼さんがどーしょうもないダメダメな親分で、今でもちょっとツボ・・・
というか、カッコイイはずのシーンがカッコよく見えなくなってしまって残念ｗｗｗ
けど、それは國村隼さんがずるくてイラっとする軽薄な上司という役柄が見事にはまってたからこその現象!!
へつらったり、ドスをきかせてみたり、カメレオンっぷりを堪能できました★

あと、気になったのは加瀬亮!!
見た目はバッチリインテリ系で、顔もサディストチィックで、似合ってる～♪と思いきや、声が高すぎ・・・
非常に残念でした。。。。
迫力にかけると言うか・・・優しすぎて、おじさまたちにはかなわないかんじ・・・
それにしても、彼はおいしい役をもらったなぁ～ｗｗｗ
とにかく、「この野郎！バカ野郎！」の連続映画!!
気になった方は是非～★

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